本物プロジェクトの座学
ワークショップ例「SDGsを学ぶ:エネルギー編」
本物プロジェクトでは、それぞれの分野のスペシャリスト(本物人)を講師として招き、ワークショップをおこないます。

ワークショップでは、本物プロジェクト型の「課題解決型学習(Problem Based Learning 以下PBL)」が行われます。「よく見る→気づく→疑問をもつ→行動する」の流れでワークショップが構成され、最後に導き出した成果を「シェア」します。
この流れを繰り返すことで、子どもたちは「答えのない世界で生き抜く力」を身につけます。
ワークショップ例をご紹介
「SDGsを学ぶ:エネルギー編」授業ステップ
小学5年、6年生合同の『SDGsを学ぶ:エネルギー編』では、特別講師として元科学未来館の科学コミュニケーター 谷 明洋 (Akihiro Tani)氏 をお招きしました。
▶︎ステップ1 事前授業
「SDGsを学ぶ:エネルギー編」
事前授業では、「日本の電源構成」や「地球温暖化とCO2」の資料から「気づき」を書きとめ、発表していきます。授業は、子どもたちの「気づき」から拡がり、まとめあげられていきます。「気づき」は全てが正解。肯定されることが、子どもたちのやる気に火をつけ、ワクワクした空間が作られます。

▶︎ステップ2 特別授業当日
「自分ごと」として捉えやすくするために、身近なところから課題をつくる。
さて、特別授業当日。5・6年生の混合チームを作り、谷さんは「谷ちょ」となり授業スタート!スクリーン上の資料を見ながら、「身近な発電所ってどこにあるだろう?」「えっこんなに近くにあるの!?」みたいな会話で授業が興味津々に進んで行きます。
グループワークの時間では、それぞれの発電のメリット・デメリットを資料から見つけ出し発表。その後は「価値観の授業」へ。様々な教科を横断した授業で、子どもたちの目はキラキラ。
授業後、子どもたちに「どうだった?」って聞いてみると、「谷ちょにまた来て欲しい。」「年に数回じゃなくて、毎週来て!」笑 そういう声はとてもうれしい!

「本物プロジェクト」では、子どもたちと「本物」を結びつけ、子どもたちが殻を破って成長する機会を創ります。『キラキラ』した子どもたちを育てます。